本当は、この前見たコロブチカの「Proof」で今年は締めかなと思ったんですが、ちょっと気になってたライブイベントがあったんで、思い切って行ってきちゃいました。
「ミソカイヴ(大晦日前夜)2008」というイベントです。
前衛音楽と、前衛舞踊(コンテンポラリーダンス)のそれぞれのパフォーマーたちが、1対1で即興で共演するという、要するにパフォーマンスの「Dynamite!!」前衛芸術異種格闘技戦なんです。
今回、前衛舞踊代表で参加したのは、ここ最近注目してるダンスユニット「BATIK」の皆さんです。
黒田育世さんが主宰するユニットで、先日NHK芸術劇場で放送された「SHOKU」という作品の描写がNHKらしくない過激なもので、電話が殺到したという、とにかくすごいダンスユニットなんです。
私もその「SHOKU」と、シアターテレビで放送された「ペンダントイヴ」という作品を観て、すっかりBATIKにはまってしまいました。
今回は、前衛音楽、前衛舞踊、それぞれ3人ずつ参戦、みごとなバトルを見せてくれました。
<第1試合>
浅野 剛(エレキベースギター)
VS
田中美紗子
田中さんの本当に小さな身体からなんであれだけのパワーが出るのかと思うぐらい、全身を爆発させて、エレキに対抗するように、周りの壁にぶつかる事もお構い無しに、思いっきり暴れ回ってました。
<第2試合>
蔡 怜雄(パーカッション)
VS
矢嶋久美子
前がかなり激しかったからでしょうか。こっちはちょっとしっとりした感じがしました。
蔡さんのパーカッションと矢嶋さんのダンスがいい感じで調和されてました。
<第3試合>
寺本雅一(ホーミー等)
VS
植木美奈子
ホーメイとは、トゥヴァ共和国に伝わる伝統的な発声法なんです。
寺本さんは、そのホーミーをアレンジしたものや、寺本さんが独自に作った楽器などを奏でてくれました。
それに対抗して植木さんも負けてません。
途中、寺本さんを挑発したりして、すごく楽しんで踊ってました。
最終的には、寺本さんと植木さん、踊る側と演奏する側が変わったり、さらには客席から演奏に合わせて手拍子するお客さんもいて、本当に盛り上がりました。
本日のベストバウト、決定です。(笑)
3試合とも、音楽とダンス、それぞれ時には対立しつつも、見事に共鳴しあってました。
今年最後、本当に素晴らしい前衛芸術の世界を味わうことが出来た、「ミソカイヴ」でした。